動画トランスコーディング API - Video Transcoding API

クラウド上で動画のエンコード、圧縮、変換を行う Video Transcoding API。FFmpeg Worker を自前運用せずにスケーラブルなトランスコード基盤を構築できます。
4月 19, 2026

本番向け Video Transcoding API

Video Transcoding API を使うと、動画変換ジョブを HTTP 経由で実行でき、自前で完全なトランスコード基盤を構築・運用する必要がなくなります。

実際の動画トランスコードは、単なる 1 本の FFmpeg コマンドでは終わりません。通常は次のような要素が入ります。

  • アップロード処理
  • ジョブキュー
  • Worker 分離
  • リトライとタイムアウト
  • ポーリングまたは Webhook
  • 出力保存
  • 負荷急増時のコスト管理

FFHub はそのクラウド実行レイヤーを提供しつつ、標準 FFmpeg コマンドをそのまま使えるようにしています。

良いトランスコード API に必要なこと

形式変換

ソースを MP4、WebM、MOV、MKV、HLS、DASH などの配信用形式に変換できること。

Codec 制御

互換性重視なら H.264、サイズ重視なら H.265、Web 向けなら VP9、高圧縮なら AV1 など、用途に応じた選択ができること。

複数解像度出力

1080p、720p、480p、360p などを生成し、デバイス別配信や適応配信に対応できること。

圧縮と品質調整

CRF、ビットレート、preset、スケーリング、音声設定を調整できること。

タスク管理

バッチ、リトライ、非同期完了通知を扱いやすく、アプリ側が結果に追従しやすいこと。

よくある用途

  • ユーザーアップロード を Web 向けに正規化
  • メディアライブラリ の移行や再処理
  • SaaS 製品 での顧客向け動画処理
  • UGC プラットフォーム での多出力、サムネイル、キュー処理
  • AI アプリ が出力した生動画の最終圧縮やパッケージング

なぜ API ベースのトランスコードなのか

早く本番投入できる

バックグラウンドのメディア基盤を先に作らなくても、トランスコード機能を実装できます。

アプリ構成が整理される

本体は業務ロジックに集中し、トランスコードはリクエスト経路の外に置けます。

負荷急増に強い

固定の自前 Worker プールより、クラウド API の方がピーク時対応がしやすいです。

運用負荷が下がる

FFmpeg の更新、Worker 障害、ストレージ掃除にかかる時間を減らせます。

FFHub での Video Transcoding

FFHub は、柔軟な FFmpeg 利用を重視する開発者に向いています。

例えば次のような処理に使えます。

  • 単一出力の MP4 変換
  • マルチビットレート HLS
  • CRF ベースの圧縮
  • フレーム抽出とサムネイル生成
  • 音声抽出や再エンコード
  • 字幕の焼き込みや mux

例:

curl -X POST https://api.ffhub.io/v1/tasks \
  -H "Authorization: Bearer YOUR_API_KEY" \
  -H "Content-Type: application/json" \
  -d '{
    "command": "ffmpeg -i https://example.com/input.mov -c:v libx264 -crf 23 -preset medium -vf scale=-2:720 -c:a aac -b:a 128k output.mp4"
  }'

FFmpeg に慣れているチームにとっては、独自 DSL を学ぶより自然な方法です。

自前運用と API 利用の比較

自前運用が向くのは:

  • 既に専用のメディア基盤がある
  • 完全に自社環境内で制御したい
  • 十分に大きく安定した処理量がある

API 利用が向くのは:

  • 早くローンチしたい
  • ワークロードが変動する
  • チーム規模が小さい
  • インフラを単純に保ちたい

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